この記事では、私が5年間の海外勤務を経て重要だった3大スキルを記載しました。
このようなお悩みにお答えいたします。
この記事を読めば、外国人との仕事で必要なスキルをリアルにイメージできます。なぜなら、私は海外で5年間働いていた経験があるからです。
必要なスキルとしては言語だけでなく、異文化への理解、心身の健康を維持する方法についても解説します。
また、国ごとに特集されている本「地球の歩き方」などのを読むことはオススメです。文化・人柄をイメージしやすくなり仕事以外での苦労が半分以上なくなること間違いなし。
この記事を書いた人
- ベトナム勤務5年間
- 経理・システム管理・内部統制を担当
- 最後の2年間は、コロナによるロックダウンなどを経験
①コミュニケーションスキル
海外勤務時代を例に出すとボディランゲージでも通じる。と話を聞くこともありますが難しいと思います。
同じ日本人同士でどれくらい通じるのでしょうか?
異なる環境で育っている相手はベースとなる思考も異なっており仕事となるとできなくなると考えます。
具体的にまとめていきます。
【伝えることは難しい】ボディランゲージだけでは限界がある
ボディランゲージだけでは限界があり、やはり語学力は大切と考えます。
完璧でなくてよい!英語で会話をする
海外の共通語は英語ですので、やはり英語は必須スキルと考えます。
私の勤務地はベトナムでしたが現地のスタッフとの会話は基本的に英語でした。どうしても通じないときは日本語を話せる人がいるので手伝ってもらいました。
では、「英語を完璧にマスターしないといけないのか?」というとそれは違います。
大切なのは片言の英語でも、スマホのグーグル翻訳を片手に積極的に話すことです。
私も海外勤務の最初の頃は「まだ英語がうまくしゃべれないから…」と現地スタッフとの会話に消極的でした。
すると ”この人はまったく話をしない” と勘違いされ「無口な人」「気難しい人」と言われるようになっていました。
それを、少しだけ話ができていた現地のスタッフから教えてもらい「これではまずい!」と思い、テキストやスマホを見ながら会話をするようになりました。
そんな英語漬けの日々を半年以上もすれば、不思議とそれなりにしゃべれてくるものです。
そのような経験から、簡単な日常会話レベルの英会話スキルと、失敗してもいいからたくさん会話する積極性が必要だと思います。
距離が縮まる!相手の母国語で会話する
相手の言語が英語ではない場合、相手の母国語を使って会話をしてみるのは非常に効果的です。
例えば、逆の立場ならいかがでしょう、外国人が日本語で話しかけてきたら嬉しいと思いませんか、私だったら嬉しくて聞き取ろうとすると思います。
それは相手も同じだと考えます、相手は一生懸命に聞き取ろうとしてくれます。そして、「この人は私たちの国の言葉で話そうとしてくれている」という嬉しさになり、お互いの距離感が近くなります。
関係性を築く
仕事はひとりではできません。スムーズに仕事を進めるために、スタッフとの関係性は大切と考えます。
海外勤務時代は現地スタッフといつもの2倍話していた
私は会話量がカギを握っていると考えます。
なぜならば、言葉の壁があるため無意識で会話量は少なくなり、会話が少ないということは信頼関係を上手く築くことができません。
私は海外勤務時代、最初はやる気に満ちあふれていましたが、言葉の壁がストレスとなり数か月経ったころには 会話が面倒で仕方ありませんでした。
海外勤務時代、会社に税務調査が入り私は進捗をまとめて日本へ報告していたのですが、 一部の質問対応が現地スタッフだけで行なわれていたことが途中で分かり焦りました。
なぜ、情報共有しなかったのか確認したところ、日頃のコミュニケーション不足が積み重なった結果でした。それからは、意識を変えてたくさん会話をするようにして、思っている以上の2倍は話すようにしました。
でも「英語だってままならないのに、2倍も話すのは難しい」と思われるかもしれませんが、普通のおしゃべりでいいんです。
日本人スタッフとの距離感は注意が必要!
仕事をスムーズにさせたいと思うならば、日本人との適度な距離感は大切です。
なぜなら、日本人とたくさん時間を過ごすほど、外国人と過ごす時間が少なくなるからです。
日本人同士で集まったほうが会話が分かるので盛り上がりますが、仕事をスムーズに進めるためにコミュニケーションを考えているなら距離感のバランスを考えましょう。
②柔軟性スキル
外国人がいる職場環境では日本の価値観のままではストレスになるため、文化の違いなども含めて柔軟に仕事をすることが大切です。
具体的にまとめていきます。
【海外と日本の違い】働き方を理解する
海外勤務時代、現地のスタッフは就業後に仕事が残っていてもぱっと切り上げていました。
なぜなら、海外では多くの人が自分の時間を大切にしているからです。就業後はゆっくりしたり友人や家族との時間を楽しむものと考えている人が多いです。
当時、私は日本の働き方のまま毎日遅くまで残っていました。 そんなある時、同僚のチャンさんから、このように言われました。
「今日も残業?毎日残業ばかりしてる。元気もない。 早く帰って自分の時間を大事にしないの?」
「残業は美徳」という日本的な 考え方を持っていた私には、その言葉が胸の奥深くまで刺さりました。
その後、意識を変えて定時で上がる日を増やしたことで、自分の時間ができるのも嬉しかったですが、 そんな私を見てチャンさんが喜んでいたのが何よりも嬉しかったのを覚えています。
少し話がそれてしまいましたが最後に、メリハリをつけて仕事をしていきましょう。
番外編:海外と日本の食の違い
海外勤務時代は、食生活の心配がありました。
なぜなら、毎日食べるものが「おいしい!」と 思えなければ働く元気も出てこないからです。ランチはローカルフードで、日本食は月1回のカレー以外はまったく出ませんでした。
私は幸運なことにほとんど好き嫌いがなく、逆にベトナム特有のクセのある味や香りが好みに合い、 毎日楽しんで食事をしていました。 しかし、ローカルフードが苦手な日本人は、日本から持参したふりかけを頼りに大盛りのライスのみを食べていました。
もし、職場にいる外国人の元気がないと思ったときは食事誘ってみるのは良いかもしれません。
③ポジティブスキル
不慣れな環境では、へこたれずにポジティブでいることはとても大事です。
ポジティブでいられる方法をまとめます。
時差によって、自分の時間を奪われないようにする
仕事の拠点が外国にもある場合は、あちらの都合で連絡を送ってきます。場合によっては休日に連絡が来ることも当然のように出てきます。
休日は絶対仕事をするな。という話ではありません、臨機応変な対応は重要と考えます。そのためにも、スケジュール管理を徹底的に行うことで、言われるがままにならず仕事をコントロールするべきです。
私は海外勤務時代、ノートパソコンを常に持ち歩き、帰宅後や休日も日本の連絡にあわせて仕事をしており、自分のやるべき仕事が進まなかったり、プライベートな時間が無くなっていました。
私は最初のころ、とても振り回されて心身ともに疲れて、 平日の仕事にも身が入らないような状況になってしまいました。
しっかり休むことが心身のバランスを保ち、ポジティブな思考に繋がります。
趣味でリフレッシュ
趣味をすることで元気になります!
頭を使って疲れた場合はスポーツを、身体が付かれている場合は脳を使った遊びをすることでリフレッシュします。
習慣になるまでは大変ですが、いざ始めるとイキイキとして、終わる頃にはやって良かったとなっているはずです。心身の健康のためにも、趣味でリフレッシュしましょう。
まとめ
私の経験をもとに記載しました。
少しでも苦労を減らして仕事を乗り越えていってください!
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