【ホーチミン大学でベトナム語受験】2022年3月に受験した経緯、勉強方法、現地語を勉強をしたメリット

このようなお悩みを解決します。

  • 現地で試験はどのように申込して、どのような流れで受験したの?
  • 日頃の勉強、受験勉強はどやってたの?
  • 英語ではなく、現地語を勉強したメリットは何?

ついに、この記事を書くときが来ました。

今まで日本でiVPTとViLTを受験した際にも、この話を出していました。関連記事が気になる方はご確認ください。

この記事を読めば、現在ホーチミンでベトナム語受験を考えている人・現地語を勉強するメリットについて知ることができます。

なぜならば、私は2022年3月にホーチミン大学でベトナム試験を受験したという実績があるからです。その実績を踏まえた上で記事を書いていきます。

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目次

ホーチミン大学での受験

帰任日が明確になり、自分のベトナム語が客観的にどの位のレベルなのか知りたいと思っていたときに、近くの大学でベトナム語の能力試験があることを知りました。

受験のための勉強は3ヵ月前から始まりました。

受験の申込方法

ホーチミン大学人文社会学科で、基本的に2ヵ月ごとに試験が開催されております。

大学の受付で、ベトナム語試験を受けたい門番の人に伝えると場所を教えてもらえます。

そこで、A4サイズの申込用紙を受取るので必要事項と、証明写真を添付して提出をします。

申込用紙提出時にはパスポートを使用するので忘れないようにして下さい。

1,Họ và tên(アルファベットで名前を記入します)

2,Ngày sinh(誕生日 例:30/12/2000)、Giói tính(ベトナム語で性別)

3,Quốc tịch(ベトナム語で国籍)、Số hộ chiếu(パスポート番号)

4,Địa chỉ(ベトナム語で住所)

5,Điện thoại(電話番号)、Email(重要な連絡が来ますのでしっかり記入)

6,(受験するホーチミン大学人文社会社会学科の学生の場合は期間を記入)

7,Ngày dự thi(ベトナム語でいつ受験するか日程を記入)

8,Trình độ mà anh chị mong muốn đạt được(自分の目指しているレベルにチェック)

最後の右下には、申込書の提出日とサインを入れる(日本語とアルファベット)

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数日後に受験票を受取りに行く

受験申込時に、受験を渡す日が伝えられるので改めて大学に向かいます。

このときも、パスポート(身分証明)が必要だったので忘れないようにして下さい。

このとき受験料を払います、当時1,300,000ドンでした。

受験票を受取り、申込時に記入した内容と間違ってないか確認してください。また、集合時間なども確認してください。

すでに蛍光マーカーは渡されたときに付いていました。

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受験当日の流れ

受験票には、試験会場で7:30までに受付を済ませるように書かれています。

筆記用具は、消しゴム・えんぴつ2本・青ペンを持って行きました。※青ペンは必要でした。

試験は4種類(筆記・読解・聴解・会話)となっており、会話以外の問題は全員同じ問題を解き点数を加算していきます。総合点でレベルを判断しますが、1つでも基準点に達しない場合は不合格となります。

会話に関しては、申込時にチェックをいれたレベルで試験が質疑応答がされて、スムーズに回答できれば問題数と問題レベルが上がり点数が加算されるのだと思います。

試験ごとに教室が変わり、持ち物は教室の黒板下に置くようにします。

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日頃の勉強・試験勉強について語ります

日頃の勉強方法、試験勉強の対策、試験時に少しでも良い点数を取るためのアドバイスをお伝えします。

日頃の勉強(フリーランサーの方から教わる)

ベトナム人のフリーランサーの方を運良く見つけることができて、南部弁を教わっていました。

1年近く試験時までに学び、週3回20時~21時半までオンラインレッスンをしていました。

毎回、宿題を出されてノルマをこなすのと、英語日記のようにベトナム語日記を作成して毎日提出していました。

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日頃の勉強(近所のベトナム語スクール)

並行して、近所に急にできたベトナム語スクールにも通い、3ヵ月近く試験時まで週2回19時半~21時までレッスンを学んでいました。

試験対策は特になく、カリキュラム通りに進めていた感じです。

ベトナム語スクールでは復習を兼ねて勉強しつつ、フリーランサーから習った言葉を使ったりしていました。

どちらも利用して、2人から学んでいたことで知識も偏ることなく良かったと思います。

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試験対策に向けた勉強方法

日頃の勉強は英会話レッスンと同じで、会話できるようにしていくための勉強でしたが、試験対策は勉強方法が変わりました。

まず、ホーチミン大学で購入することができる『VSL』というテキストがあるので、受験申込時に合わせて購入しました。過去問もあるので購入しましょう。

確か1~5まであり、1~2を学び終えているとA2レベルまでの学習が終わっていると判断できる内容になっていました。

このようにホーチミン大学での受験は試験範囲が分かり勉強の対策もできることを考えると、日本開催のiVPTとViLTは過去問などはありますが試験範囲が膨大になります。

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試験へのアドバイス

4種類のテストぞれぞれに対して対策を練り、当時メモを残しておきました。

ぜひ参考にしてください!

試験開始前のアナウンス

当たり前ですが、現地での受験なので試験管からの指示は全てベトナム語になります。

試験管が用紙を持ちながら説明をしますので、解答用紙への事前記入になったら、指示されている場所に記入するようにしましょう。

分からなければ、試験管が2人くらいで教室の中を見回っているので確認するようにしてください。

個人的に、テスト前のこのときが一番ハラハラしました。

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Nghe hiểu(聴解)

試験時間は60分です。

VSLには音声も付いているので耳を慣らしておきましょう。

試験開始と共に、最初は音声で説明が入ります。その限られた時間の中で、問題用紙に目を通してメモを書いて残していくようにしてください。

※4択なので必ず漏れの内容にチェックをしてください。

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Đọc hiểu(読解)

試験時間は60分です。

VSLと過去問を使って勉強しておく。

最初に段落毎に伝えていることを理解する、問題文は「何を」聞いているのか重要な部分を探す、分からないヶ所で止まらず分かる範囲で考える。

時間が厳しいので止まらず進めて行ってください。

※4択なので必ず漏れの内容にチェックをしてください。

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Viết(筆記)

試験時間は60分です。

過去問で記載方法を練習しておくことと、書くスピードを上げるようにする。日頃のベトナム語日記作成は有効。

問1に5分(軽く確認)、問2に30分、問1に5分(チェック)してから、問3に20分を使い長文を書いていくようにする。

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Vấn đáp(会話での質疑応答)

試験時間は60分です。

VSLのリスニングを聞きながら発音のマネをする、独学では厳しいので会話の練習をしておきましょう。

必ず「あいさつ、自己紹介、簡単な相槌や返答」はできるようにする。これだけでも数点を稼げるます。

なぜ、小さい点を大事にするのかと言うと問題は運次第です。講師の発音によっては聞きにくいかもしれませんし、問題が分からないかもしれません。

私が覚えるべきと思った10のことを記載しますので覚えてください。最初に自己紹介を求められるので、そのときにできるでけ自然に一気に言ってしまいしょう。

1, Tôi tên là __ và người Nhảt Bản.

2, Tôi _ tuổi.

3, Điện thoại của tôi số “xxx xxx xxxx”.

4, 例)Gia đình của tôi có 3 người. Ba tôi, mẹ tôi và tôi.

5, Ở Nhật, gia đình của tôi sống ở __.

6, 例)Tôi sống ở đường Phạm Viết Chánh, quận Bình Thạnh.

7, 例)5 năm trước tôi đến Việt Nam để làm việc.

8, Tôi luôn luôn thức dậy lúc 5 giờ sáng sau đó đi làm lúc 6 giờ sáng.

9, Tôi đi làm từ TP, HCM đến Binh Duong lúc khoảng 2 tiếng bằng xe hơi.

10, Khi rảnh, tôi chơi tennis để tốt súc khỏe.

そして最後に恐らく必ずされる質問は、Bạn học tiếng Viết để làm gì?(あなたは何のためにベトナム語を学習しますか?)答えられるようにしましょう。

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現地語を勉強したメリット

英語で話すことは日本人・ベトナム人にとって第二言語であり、そこには距離感がどうしてもできてしまいます。

外国人が日本語で話しかけてきたとき嬉しいと思いませんか?私は嬉しいです。

それと同じように現地の言葉を使って話をすると、相手にポジティブな感情が入ってくるのが分かります。嬉しいと思ってくれてます。

私は、駐在4年目くらいから本格的に勉強を始めてベトナム語を話せるよになって行ったことで、スタッフとのコミュニケーションの密度も変わり仕事のスムーズさにも表れるようになりました。

また、ベトナム語を話せることで『日本語を教えて』と言われることもあり、日本語を教えるためにベトナム語で試行錯誤しているとさらにレベルが上がっていました。

仕事をスムーズに進める上でも、私は現地語を勉強するべきだと考えます。

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結果発表

こちらが私の合格証書で、A2レベルを取得することができました。

この合格証明書は4月15日に発行されてすぐに受け取りに行ったのですが、私の帰任フライトが4月29日だったのでギリギリでした。

ベトナム駐在としての記念受験から始まり、受験するからには受かりたいと勉強を頑張り結果として出すことができて嬉しかったです。

現地のスタッフにもテストを受けることを事前に伝えて、会話練習のために毎日話しかけてくれるようにしていたので喜んでくれていました。

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