このようなお悩みを解決します。
- 海外勤務を終えて、後悔があれば聞きたい
- 後悔以外の感情があれば知りたい
私の海外勤務(後悔)に関するすべてを、この記事にまとめました。
なぜなら、経験者の声を聞いておくことで、何に後悔するのか事前に知ることができ対策を取れるかもしれないからです。
また、関連記事も書いておりますので気になる方は下記からご確認ください。
ボリュームある記事なので「目次」や「目次に戻る」を利用して読んで頂ければ、情報を取捨選択できると思います。
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私の場合(ベトナム勤務5年間)
まずは、私の振り返ってみたときのことを書きます。
出発までの後悔
主に4つ、出発準備に対してあります。
「日照簿記3級」を1回目落ちたことで、2回目合格するまで気持ちと時間に余裕がなくなってしまった。なぜなら、ベトナム勤務のため労働許可証を取得する必要があったのですが、私は専門職で申請するために資格を取る必要がありました。経理業務を覚えるために営業から異動してすぐに試験があり勉強してなかったことが原因で落ちる。もっと必死に頑張れば「あの、第143回」の試験を突破して、その後の準備に余裕ができていたと思います。
「現地カレンダー」の確認を怠ったことが精神衛生に影響を与えました。なぜなら、日本では年休110日がベトナム現地では87日しかなかったからです。
「英会話」にもっと真剣に取り組むべきだった。なぜなら、現地スタッフに英語を話せる人がいてもベトナム訛りで聞き取りにくいのと、自分から言葉を伝える能力が圧倒的に低かったからです。聞くことは何とかできても話すことができませんでした。
「現地」のことをしっかり調べておくべきだった。通勤に片道約2時間掛けていることや、私は前任がいない管理部門ポジションだったので、作るべき資料・必要な知識・使うデータなど前倒しで調べておくべきだった。※情報が制限されていたので厳しいかもしれないけど・・。
海外勤務生活に対しての後悔
主に7つ、海外勤務生活に対してあります。
「英語学習」を結果がでるまで続ければ良かった。なぜなら、帰任後に転職活動をしていると英語ができると支給人の幅が非常に広がるからです。将来、転職先でも海外で働くチャンスがある会社に志望しようとしても「海外勤務経験」だけでは弱いです。海外で受験できるTOEICの点数を出しておけば良かったと思いました。
「現地語(ベトナム語)の学習」をもっと本気でやれば良かった。なぜなら、帰任が見えてきた3年目位に帰る前に少しでも覚えようという見栄から始めたからです。4年目にコロナでロックダウンになり工場隔離時にベトナム人スタッフに日本語を教えることになり、そのときベトナム語で説明するために必死で試行錯誤しました。そこからベトナム語受験でA2取得まで行くことになるので本気でやっていればと思います。また、ベトナム語ができるようになってから現地スタッフとの仕事がスムーズになりました。
「自己学習」をもっとしておけば良かった。なぜなら、最初は仕事に慣れるために頑張っていますが、2年目を過ぎると帰任まで折り返しになったと考え平穏を望むようになります(海外勤務は大体3年のため)。私も1年目はガムシャラに頑張っていたので帰任が見えた時に「仕事以外」に時間を使うようになってしまいました。結果として私はコロナの影響で帰任が伸びて5年間勤務となるのですが、5年間あればどれだけのスキルが付いたのでしょうか・・。
「旅行」をもっとしておけば良かった。なぜなら、ガムシャラに仕事を頑張り過ぎて休日も働いたことによって成長はできましたが仕事以外何もしていませんでした。2年目以降から少しずつ仕事以外に時間を使うようになっていきますが旅行は後回しにしていました。そうしたら4年目からコロナによって全く旅行することができなくなりました。いつ何があるか分かりません、早めに行動あるのみです!
「全力で遊ぶ」をもっとしておけば良かった。なぜなら、旅行と被りますがコロナによって4年目以降は全く遊べなくなります。また週2回の検査で陽性が出てしまうと工場停止にも繋がってしまうため常に気を張って誰かと会う余裕すらなくなっていました。最後の頃は、日本は規制が緩いので早く帰りたい!とし考えていませんでしたが、落ち着いた今振り返ると、もっと全力で遊んでおけば良かったと思いました。
「友人を作ること」をもっとしておけば良かった。なぜなら、コロナになるまでに友人は結構できたのですが、会えないため次第に連絡を取らなくなり関係が終わってしまいました。本当の友人が残ったと考えれば良いのですが、私にも心に余裕があればもっと関係は続けたのかと考えてしまいます。
「ゴルフを極めること」をもっとしておけば良かった。なぜなら、1年間で100切りを目指し達成して、ベストは93まで行きましたが90切りを目指せたのではないかと思っているからです。スコアが良くなってからは取引先様にも呼ばれるようになり仕事・プライベート共に活かせられました。これが生涯スポーツなのが良いです。
後悔は挙げてみるとキリがないですよね。
後悔もあるけど、乗り越えた自分を褒めたい
主に7つ、自分を褒めたいことがあります。今同じことを頑張れと言われても、当時今より若いからこその「猪突猛進・ハングリー精神・反骨精神」が少なくなっているので厳しいです。
「日商簿記3級」を仕事が終わって夜に学校に通いながら取得したことは褒めたい。全くの畑違いから異動になって多忙な中で1日3時間の勉強をよく頑張ったと思います。
「英会話スクール」に簿記勉強と並行して1日1時間は学習時間を作っていたことを褒めたい。英会話スクールの経験のおかげで外国人と話すことに度胸が付きました。この度胸は海外でとても重要なことでした。
「月次決算早期化」の使命を持って海外で働き、半年間の遅れを翌月末までに1年掛けて短縮できたことを褒めたい。当然のことながら周りの人のサポート有で達成できたことですが、最終的には私が動かないと進めない事だったので達成後は自身に繋がりました。これで昇格でき同期内では一番早かったです。
「年休87日、休日関係なしで働く」ことを乗り越えた自分を褒めたいです。最初1年以上は慣れない出勤日数、休日返上で頑張りました。今振り返ると記憶がなく、精神的にもギリギリの状態だったのでもう一度同じことをやれと言われる厳しいですが、この経験を乗り越えたことで大きく成長できました。
「コロナのロックダウンで工場隔離」までなったけど乗り越えた自分を褒めたい。日本も大変だったのはニュースで知っていますが、ベトナムは社会主義ということでロックダウンが数回実施されていました。そして、ピーク時に工場隔離となったとき日本の親会社では「日本人が工場に泊まって働くのは当たり前」と発言しており、メンタルサポートは無く、手当も日本人は無いと発言をしており高ストレス状態となりました。何とか乗り越えることができた今、精神的に強くなりなりました。
「現地語(ベトナム語)学習」を頑張った自分を褒めたい。結果5年間学習していればもっと伸びただろうと後悔をしている反面、工場隔離となったタイミングによって本気で学習することになったので、それが始めるベストなタイミングだったのだとも思っています。最後の頃は、スタッフとのコミュニケーションが更によくなり日本と同じ感覚で報連相ができていました。
後悔ばかりではありません、成長もできていました。
周りの方、5人の場合
同じ会社のA先輩(約4年勤務)
この方とは1年間だけ海外で仕事時期が重なりました。
現地会社の立上げメンバーの1人だったので私以上の労働環境で働いていたようです。そのせいか途中で心身を少し崩されたようで、最後のころは「早く帰りたい」とずっと話しておりました。
1つだけ覚えているのは「英語が上達しなかった」と言っていたので、これが後悔だと思います。
同じ会社のB後輩(約4年勤務)
この方とは4年間時期が重なりました。A先輩の後任。
私より少し後に海外勤務となり、私より少し早く帰任となっていますがコロナ禍を一緒に乗り越えました。
帰任前に1つ言われたのは「海外生活に後悔のないように」でした。最後の2年間は仕事だけしかできない生活が続いていたからこその言葉です。
グループ会社の別の国のC社長(約4年勤務)
この方とは同じ職場では働いておりません。タイに4年間おり仕事で接点がありました。
B後輩と同じタイミングで異動してました。コロナ禍の影響で会社の業績が低下して不本意な状態での帰任となっていました。
1つだけ聞いたのは「仕事で結果を残したかった」でした。
現地で知り合ったD友人(限定1年勤務)
この方とは現地の日本人テニスサークルで会いました。同い年でした。
会社の方針で、若手に1年間限定で海外勤務を積ませる目的で来ていました、明確な帰任日が決まっているので何事もいつも全力で取り組んでいて凄かったです。
この方は特に何も言ってませんでした。
現地で知り合ったE知人(約2年勤務)
この方とは現地の日本人テニスサークルで会いました。年上で会社の代表をしている方でした。
テニスもゴルフも一緒に練習をして、私の知見を広げてくれる良い存在の人でした。しかし、コロナの影響・国のルール変更により業務内容に規制されたりで、会社を畳むこととなり帰任となってしまいました。
1つだけ聞いたのは「予想もできないことで対策できず悔しい」とのことでした。
まとめ
帰任日が明確になっており予定通りに進むのであれば、後悔はしにくいと感じました。
逆に、任期期間が不明確だったり、コロナのような予期せぬ事態が発生すると後悔が残りやすいです。
結論としては「先がどうなるか分からないので、何事も前倒しして全力投球」しかないと思います。
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