このようなお悩みを解決していきます。
- グローバル化が進み若手でもチャンスが増えたがメリットはあるのか。
- 海外で働きたいけどデメリットを知っておきたい。
- ベテランになった40代以降とかでも良いのでは?若い内は何もできないと思う。
この記事を読めば、これから海外勤務を考えている人が、若いうちに海外経験をすることで得られるメリットとデメリットを知ることができます。
なぜなら、私は20代後半から海外で5年間働いた経験を持っているからです。さらに、最初から海外ではなく日本でも5年間働いてから海外勤務をしているので両国の働き方を経験しています。
このような記事も書いておりますので、ご確認ください。
この記事を書いた人
- 20代後半から海外勤務となる。
- 日本で5年間勤務後、海外で5年間の勤務。
- 日本での働き方と、海外での働き方の両方を経験している。
7つのメリット
お金がたまる(ただし、物価・人による)
日本で働いている時よりも収入が高くなるので貯金が溜まりやすくなります。
なぜなら、分かり易いもので例えると「海外勤務手当」が支給されるからです。ただし、物価の高い国であったり、収入が増えたことで支出が増加していれば貯金はできません。
※税金や保険金の支払いに関しては、海外勤務の形態で変化しますので省きます。
語学力・伝え方が上手になる
勉強とは異なり、現地では必要に迫られ使用する必要があるので、勉強に集中でき語学力が伸びやすくなります。
日本でも語学学習は可能ですが、実際に現地に飛び込んで実践するのとでは全然違います。
そして、英語を言えば良いだけではなく、会話をして相手に伝えるということが大事なことを理解できます。
異文化を知れる
日本とは異なる働き方、食事や文化を経験することは今まで日本生活で培ってきた常識が変化します。
柔軟に対応できるようになれれば、柔らかい思考力が付き、逞しくなることができます。
日本では話す機会がないような人達と話せる
海外では日本人のコミュニティがあり参加することができます。
例えば、テニスが好きなのであればテニスのコミュニティに参加することで、同じように海外で働いている人達との接点ができます。
そこでは、仕事とは異なる環境で知り合うため色々な人達からの話を聞くことができます。
日本を客観的に見れる(日本で働いている場合)
働いていた日本の会社が、離れたことで普通なのかブラックなのか客観的に判断できるようになります。
また、海外で知り合った他の企業の日本人と話をしてみてもいいと思います。
出世コースを歩む可能性が高い
企業のグローバル化が進んでいるため、帰任後に海外経験者として重宝されて行く可能性があります。
ひと昔前から言われている海外経験者はエリートコースを歩むというものです。
大きな成長
日本にいたとき以上の役職での重責、休日関係なしの日本からの無茶振り、若手であるがゆえの未熟な経験スキル、日本と現地の板挟みという状況が待っています。
それを乗り切った先には「ストレス耐性」や「壁を乗り切る力」「ある程度なら何とかできる」という力が付いており大きな成長へと繋がります。
6つのデメリット
能力が未熟で苦労する。
グローバル化にともない若手でも海外勤務の経験が身近になりましたが仕事のスキルは未熟です。
しかし、現地で求められるのは高い能力で、日本側も同様に求めてくるのでとても苦労することになります。
転職や出世などに活かせられない可能性が高い
海外経験をする若手が増えているため、ひと昔前の海外帰りはエリートコースというのは無くなってきています。
また、海外経験はしているが、仕事内容が業務の管理で広く浅い仕事をしている程度だと成長できず、帰任後に転職を考えたときに武器を持っていないため苦労することになります。
帰国時期があいまいで、人生設計の管理が難しい
出向前に大体の任期は伝えられますが、必ずその通りになる訳ではありません。
私の経験や周りを見ていると、実際には少し長くなると考えた方がよいです。
日本で経験が活きないかもしれない
海外経験者が社内に増えることで、帰任後に海外経験を活かした部署につけるとは限らなくなります。
また、会社が帰任後のプランを考えていない場合、関係ない部署へ配属することも良くあります。
心身で健康に支障をきたしやすい
慣れない環境や多忙、高ストレスにより心身を崩してしまう方はたくさんいます。大変なのは分かりますが、ほどほどに力を抜いていかないと体を壊してしまいます。
日本にいる家族が心配
日本にいる家族に何かあったときすぐに帰ることができません、「海外駐在員は親の死に目に会えない」という言葉を聞いたくらいです。
まさに、最近のコロナでは2年ほどそのような状況が続いていました。
まとめ
私の経験からのアドバイスは、チャンスがあり行きたいと思うのであれば挑戦すべきです!
なぜなら、若いうちであれば記述したデメリットはほとんどありません。
「落ち着いてから」と考えて、良い歳になってからの方が大変になっていいきます。
ぜひ、世界観を広げる為にも若いうちに挑戦してください。
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